その後、スーパーで買い出しをして帰宅した。
私は買った物を袋から出したり、
冷蔵庫に入れたり、
お風呂の準備をしている間に陸は自分から進んで台所に立って夜ご飯を作ってくれた。
台所姿がカッコよくすぎて言葉にならなかった。
料理をしている男って最高。
陸だから尚更かも…
『何作ったの?美味しそう』
「食べよう」
『陸ありがとう。』
お皿に盛り付けて、テーブルに出した。
ご飯とお味噌汁と
陸が作ってくれたお肉の創作料理。
この光景が大好き。
『美味しい』
「うまいね」と、自画自賛の陸は笑っていた。
「創作すぎて、二度と作れない」
こんな才能が私にもあったら、もっとモテてたかな。

