最低男子






私は暇すぎて、何もする事がなく目の前にあった陸の耳に手をつけた。




『暗くて見えない』



無意識に耳を引っ張っていたようで…急に「いてぇんだけど!」とキレ気味の陸。




そんなに、怒らなくたっていいじゃん。

それに、睨まらなくたっていいじゃん!!




やっぱり、

優しかったのは一瞬だったのだろうか…





『じゃもうしない』

「最初からお願いしてねぇし」




はいはい、そうでしたか。

勝手にやった私が悪かったようです。






ふてくされているつもりはなかったけど…



「何、ふてくされてるの」

『別にふてくされてないよ』

「そんなに俺の事が好きなの?」

『何も言ってないけど…』





意識過剰はやめた方がいいと思う…

自信満々で、引いてしまいそうだけど、、




悔しい事に否定は出来ない…