最低男子








床で寝たけど…体が痛くて、仕方なく陸と同じベットで寝ることになった。







でも、何もない。

お互い、背を向けて…こんな感じ。






大地ごめん。

でも、何もないから許してね。





って、

考え事をしていると…


突然「お前彼氏いんの?」と言った陸。






え?

何が聞きたいの?



いたら、どうするの?

逆にいなかったら、どうなるの?






陸の考えていることがわからず、何て言おうか迷ったけど…


私は正直に『いる』と、答えた。








「良かったな」



なんだか、

聞いてきたのはいいものの…他人事。





やっぱり、何が聞きたかったのかわからなかった。