建物の中は外見とちがって明るい感じのバーだった。



けどお客さんがダレもいない。



・・・



後ろから不意にダレかに抱きしめられた。



この身長にこの匂い



抱きしめられた手をほどいて後ろを向いて思いっきり抱きついた。



「大和ぉ…会いたかった。
それに言いたい事もたっくさんあるの!!」



「俺もずっと会いたかった
まさか、会いにきてくれるとは思ってなかったしな」



「ごめんなさい。
悠斗と同情って形で付き合ってて
昨日やっとわかったの、七海が心から好きで付き合いたいのは大和だって事に!!」