「ななみぃ。ちょっと起きてきてよぉ!!
早くこのニュースと新聞見てぇぇ」



朝一に耳に入ってきたのはママの甲高い声だった。



んーーー



なんか朝からイヤな気分。



絶対に今日はイヤな事あるな






この予想は当たってたんだ・・・



今日は七海にとって人生で1番イヤな日かもしれない






眠たい目をこすりながら足を引きずるようにリビングに行った。



・・・



その時目の中に入ってきた事が原因で眠気なんてあっという間に吹き飛んでしまったんだ