君はあの子を、私は君を。


そんな小百合が親友なのが誇らしくて、すこし羨ましいのだ。

でも1番最初に感じたことは、
(坂木くんって足速いんだ。)ということ。坂木くんが外で友達と遊んでいるところは見たことがない。いつも、教室で1人本を読んでいるから、運動とかあんま得意じゃないのかと思ってた。坂木くんも、小百合みたい。頭も、顔も運動神経もいいなんて。

そんなことを考えていると、先生から今から選抜リレーのメンバーで練習をしろという指示が出た。メンバー以外は、見学だそうだ。