君はあの子を、私は君を。

〜回想〜

私たちは、高校生最後の体育祭の練習を1ヶ月前に始めた。

私は、運動は人並みにできるつもりだが、脚は全然速くない。

クラスの選抜リレーのメンバーには、もちろん選ばれなかった。

メンバーは、男女2人ずつだが、その中に小百合と坂木くんの姿を発見した。

小百合が足が速いのは知っていた。小百合は、運動得意で、頭も良くておまけに顔もいい。