君から貰った飴と鞭

それから一週間後
学年でのオリエンテーションとして
近くの会館で
「高校生活について」の話があった
他己紹介とか、国語では数学では…
ワークの提出についてとか色々


待ちに待ったお昼休憩
「蒼ちゃん他の子と食べるのか」
ふと私は隣のクラスを見た

いない、休みかな?何でいないのかな?
「ってこれじゃまるで恋してるみたい!」
あっ、叫んでしまった
一斉に視線が私に向く
「中村さん、大丈夫?」
私の後ろから声がした
茶髪のフワフワした髪の毛の子
「うん、あれ?入学式の時も助けてくれたよね」
「た、助けたのかな?声かけただけだけど」
「助けてもらったよ!そうだ、名前教えて」
桃色のぷるっとした唇がゆっくり動く
「原鈴香、鈴香って呼んで」
「鈴香!よろしくね」
鈴香ちゃん、仲良くなれるかな?
「」