「まーこれでも一応学年1位だからね」




洸くんはニヤッと笑ってみせた




が、学年1位!?


あの洸くんがっ!?




「う、うう嘘だ!!」





そんなの信じたくない!!



私は必死で勉強してるのに遊んでばかりの洸くんに負けてるなんて…!




「信じられないなら勝負しようよ。

負けた方が勝った方の言うことを聞くってのはどう?」




「……えぇっ……」





洸くんが1位だって信じたくないけど、もし私が負けたら洸くんになに命令されるか…





不服そうな私をみて、洸くんはニヤッと笑う。