「まぁ、これで同居は終わるけど、これからも学校で……って、泣いてる?」
「……グスッ……ぅっ……」
我慢してた思いが一気に歯止めがつかなくなって。
洸くんとの暮らしを失いたくない。
楽しくて、温かくて
幸せで。
終わちゃうなんて、嫌だよ。
すっごく寂しいよ。
洸くんとずっと一緒にいたいよ。
ポツリ、ポツリ
言葉を吐き出した。
洸くんは、相槌を打ちながら最後まで聞いてくれて。
「……終わった?」
洸くんの優しい問いかけにコクリと頷く。
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