「俺も新奈ちゃんが好き。」






「……っ」





「一生大切にする。だから…」







洸くんは、

私の右手に手を重ねてギュッと握ると。







「俺の彼女になってください。」






夢…じゃないよね………?




夢なのか確認するために、私は頬をつねる。







「いひゃい…」






夢じゃない……。



嘘…。




ほんとに洸くんが私のこと……??