* * * 着いたのは体育館裏の倉庫。 扉を開けると ドンッ いきなり勢いよく、体育館倉庫の中に突き飛ばされた。 そしてガチャンと閉められる扉。 私は慌てて、ドンドンと扉を叩く。 「出して下さいっ…!!」 私が助けを求めてるのに、扉の外から聞こえるのは女の子たちの甲高い笑い声だけ。 その笑い声に、グツグツと怒りが湧いてくる。 「何でこんなことするんですかっ…!!」 「そんなのアンタが調子のってるから、懲らしめてあげたの。」 「なっ…」 「そうでもしないと懲りないでしょ?」