「そっ…それはその…今日の夕飯どうしようかなぁ〜って!!」 …言えるわけない。 千歳くんに言ったってことがバレたら、きっと懲らしめられるだけどころじゃなくなるし…。 それに、私の問題に千歳くんを巻き込むわけにはいかない。 「…ふーん。」 「ご、ゴミ捨て!! ゴミ捨て行ってきますね!!もう帰ってていいですから!」 私はゴミ袋を持って、千歳くんにそう告げると、教室を後にした。