シャーッとカーテンが開かれて乱れた制服姿の女の子が出てきた。 ふわっと香る甘い匂い。 あれ?この匂い…。 「盗み見なんてありえないんだけどっ!! もうっ、ぼーっとしてないで早く出てってよ!!」 「ご、ごめ…」 謝って急いで出ていこうとするけれど、女の子の後ろから出てきた男の子に言葉をなくす。 「っ… 」