「ごちそうさま」






洸くんは食べ終わった容器を持ってキッチンに向かう。






「あ、あの今日夕飯…」



「あぁ、遅くなるから作らなくていいよ。」






洸くんはそれだけ残して家を出た。






ーーバタン…
扉が閉まる音が響き渡る。






「はぁ…」






やっぱり避けられてる気がする…。


嫌われちゃったのかな…。