【完】学校1のモテ男と同居はじめました






これでもかってくらい早くなる鼓動。





熱を帯びる私の顔。





洸くんの顔がすぐ真横にあって。






だ、だめだ。これ以上このままでいたら私おかしくなる。






「も、もう一人でできますから!」






パッと手を払って逃げるようにリビングを出た。







…絶対洸くん変なやつだと思ってるよね…。




まぁほんとに変なんだけど…。







まだ心臓鳴り止まないし。





それに…つかまれた感触がまだ残ってる。






…まるで私が洸くんのこと好きみたい。






私は考えを掻き消すように、頭をぶんぶんと横に振った。