人参切ることに集中するんだ!! ぶんぶんと頭を振って、邪念を振り捨てて再び手を動かす 「今日カレー?」 頭をゴシゴシ拭きながら冷蔵庫を開けて麦茶を取り出す洸くん。 「そうで……す!!!?」 私は振り向いて洸くんを見るとすぐさまにクルッと前を向いた。 な、な、な… 下はハーフパンツを履いてるけど、上には何も着てなくて。