「おー瀬戸口、大丈夫だった?」





「え?」





何が大丈夫なんだろう?





「2限目のとき瀬ーー…」





桐崎くんが言いかけた時、千歳くんが桐崎くんの口をふさいだ。





「…なんでもないから」





桐崎くんの口をふさぎながらそう言う千歳くん。




口をふさがれてる桐崎くんはとっても苦しそうだ。






「じ、じゃあ私はこれで…」






何言おうとしたかは気になるけどそれより早く言い訳考えなきゃ!!





走ってこの場を立ち去ろうとした時。