なのに、 「悪い、用事思い出した」 「なっ…、千歳!?」 何で俺、走ってんの。 アイツなんてどうでもいいはずなのに。 …やっぱり、俺どうかしてる。 「あっ、千歳先輩!」 …最悪。 曲がり角でばったり鉢合わせした女子。 色々あって(←それは後ほど)、しつこく話しかけてくるようになった。 名前は確か…橋本って言ってたような気がする。 とにかく、うざい。 「…先、急いでるから」 「え、ちょっ…」 無視すると、しつこく話しかけてくるだろうからそれだけ言ってまた走り出した。