「……け…」 「は?あんたなんか言った?」 「中身薄っぺらなのはお前じゃぼけぇぇ!!」 「はぁ!?!?」 声を荒らげる如月さんを無視して、肩を掴んだ。 目を見開いて私を見る如月さんと女の子たち。 「洸くんも千歳くんも2人ともとっても優しいしいい所いっぱいあるんだから!! あんたみたいに中身薄っぺらじゃない!!」 「なっ…は、離してよっ!!」 さっきの自信満々な表情とは違い、怖いと言いたげな表情を浮かべている。 私と如月さんのやり取りをみてさすがにやばそうに動揺してる女の子たち。