チラリと洸くんを盗み見ると、洸くんとバッチリ目が合った。 ニッコリ笑って手を振る洸くん。 イケイケ女子達がバッと振り向いて、私をギラギラ睨みつける。 怖っ!!! 「そ、それでは!!」 「え?あ、ちょっと…」 爽やかボーイにペコッと頭を下げて、逃げるように教室から離れた。 今後は、学校であまり洸くんと関わらないように気をつけよう!!! イケイケ女子に目をつけられるのは絶対に嫌なんだ私は!! 早足で歩いていると 「瀬戸口さん、ちょっといい?」