「ただいまー」
玄関のドアを開けると、すごく美味しそうな匂いが鼻にかすめた。
あれ?
洸くん帰ってきてるのかな?
リビングに入ると
「あ、おかえり〜」
キッチンでお玉を持った洸くんが振り向いた。
「ご飯作ったんだけど、もしかしてお腹いっぱいだった?」
「いえ!全然空いてます!」
シュークリームだけだとあっという間にお腹が空くわけで。
「よかった。あ、もうすぐできるよ」
「あ、じゃあ今すぐ着替えてきますね!!」
私はすぐに自分の部屋に戻ると、急いで制服から部屋着に着替えてリビングに戻った。
メニュー