「まったく…千歳くんたら恥ずかしがり屋さんなんですね」
「はぁ!?」
「甘い物好きなら好きって言えばよかったじゃないですか」
まぁ、千歳くんは女の子苦手だし隠す気持ちは分かるけども!
うんうんと頷いていると
「つか、俺じゃねーよ」
まだ隠す気でいるの!?
千歳くんはどれだけ恥ずかしがり屋さんなんですか!!?
「私には隠さなくても大丈夫ですよ、馬鹿にしませんから!」
「あー…もう」
千歳くんは、チッと舌打ちすると
「え、ちょ、千歳くん!?」
私を置いてシュークリームを買いに行ってしまった。
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