* * * 翌日の放課後。 体育祭実行委員の私と千歳くんは、プリントを止めるために教室にのこっていた 「…ん」 「あっ、はい」 千歳くんは、プリントを重ねて私に渡して、私はそれをホッチキスで止めていく。 それにしても…気まずい…。 残って20分くらい経っているけど、全く話すことなく 聞こえるのはカチッとホッチキスで止める音だけ。