ーートンッ… コンクリートの壁に置かれた手が、私の行く手を阻む。 「このこと誰かにバラしたりしたら、お前のことぶっ飛ばすから」 「…で、でも、言った方がいいんじゃ…」 ーーキッ!! ものすごい形相で睨まれて、恐ろしさで押し黙った。 こ、怖すぎるーー!!! 「とにかく誰にもばらすなよ」 「は、はいっ!」 …どうやら私、 知ってはいけない秘密を知ってしまったみたいです…… とほほ…