なんで……? もう、振り向かなくたって誰の声か分かっちゃうよ。 なんでこんな所にいるの??? せっかく忘れようとしてたのに。 私は振り向くと、予想通りの人物が笑いながら立っていた 「てんぼちゃん、ちっせ」 そう言いながら笑う先輩をこんなにも憎く思ったことは無い。 でも同時に、こんなにも嬉しいと思ったことは無い… 「先輩!何でこんなとこにいるんですか!」 「んー? てんぼちゃんに会えるかなぁって思ってさ」 はぁぁ。この人はホンモノの悪かもしれない。