「さすが未緒!!
お前のピュアさには関心するわ」



智弘は私を面白がっておでこをツンツンしてくる



もぉ〜!!いいじゃん!私が幸せだったんだから!!!



「はぁ〜。じゃあ、1時間も吉岡先輩と何話してたの??」



「部活の話とか〜。青春の話とか〜。
あとは…」



あと、何話したんだっけ??


そう言えば、先輩の大切な情報なんて、何も得られなかったし…


まして、私なんて!『てんぼちゃん』ってニックネームに満足して名前さえ言ってなくない!!?