キスが終わって先輩を見つめると
「そんなにされたらマジで離したくなくなるじゃん」
と先輩も涙目になってる。
「未緒。手出して?」
私が手を出すと
「ちっちゃい手。俺の可愛くて愛しい未緒の手。」
そう言って先輩はなにかポケットから取り出して私の手の中に入れてぎゅっと私の手を握った
「いつでも会いに来いよ。未緒のためなら、どんな予定もズラすから。」
最後に私の頭をポンポンと撫でて
「じゃあな」
そう言った。
先輩が改札をくぐる時、私の手の中のものを見た
それは...
合鍵だった。
もー。せっかく涙我慢してたのに。
先輩のバカぁ。
「先輩...!!...遥人!!!」
私がそういうと改札口の向こうから先輩が振り返った
「大好き!!!絶対すぐ会いにいくね」
そういうと先輩はキラキラのあの笑顔で
あの高校時代の電車の中のように、片手を挙げた。
番外編② Fin_


