ヒミツ恋 〜奇跡と運命〜



本当は帰りたい私


何を隠そう…眠たい私


意外と面倒臭いと最初は思ってた私



だが今はルンルンでグラスを並べている私


鼻歌なんか奏でちゃってる私




『外、雨降ってるわ…』

『へぇーそうなんですねぇ♪』

『……』



照明を切って帰ってきたマスターへの返事も今なら♪付きで返事しちゃう私


そうなんです!


私、お金大好きなんです!


時給が倍になると聞いた途端、態度が変わる単純な女なんです!




…それはさておき。




ザワ…ザワ…ザワ…


なにやら外が騒がしい


『来たかな』


マスターが扉へと向かう


カララン…

扉を開けると



『あ、マスター!』



玲の声が聞こえてきた


『いらっしゃい。中どうぞ』

『本当にありがとうございます!急で申し訳ないです…助かりました』

『そんな改まって、いいよ全然、玲ちゃんと俺の仲じゃん。』

『もう…またまたぁ』


そんなマスターと玲のやり取りがあり、ぞろぞろとお店の中へと人が入ってきた