ヒミツ恋 〜奇跡と運命〜





『おまたせー理咲子!』

『久々だね、玲』



春の穏やかな空気とはお別れし、もう夏がこようとしている


今は5月下旬


雲ひとつない晴天の今日は、日焼け対策にキャップは欠かせない



そして珍しく平日の休みが合った玲と久々のショッピングなんです♡



『すっかり暑いね〜…なに今日の天気ぃ。そりゃキャップも被るわ!』

『これ必需品!もう夏だね』


『夏かぁ…よし、じゃあ今日は思っきし服買うぞ!!』

『いやいや、それと夏は関係ないし』

『もぉ細かいことはいいのー。行くよ理咲子!』

『はいはい』



玲のテンションの上げ下げは慣れっこ



お目当のショップで夏物の服を物色し



『あぁこれ!欲しかったやつ!』

『あぁ前に雑誌に載ってたやつ?』

『そうそう。買いに行く時間もなくてさ…諦めようと思ってたとこだったの』

『へぇ、あって良かったね』



そんなこんなで玲とのショッピングは順調



すっかり夕方になり、とあるカフェで休憩中




『はぁ〜久々に色々買ったねー』

『そうだね』

『理沙子はparadiseのがあるから買ったの雑貨ばっかだったね』

『そりゃそうだよ。浮気は出来ません』


『あ、そうだ、またparadiseにも行くよ』

『ほんと?ありがとう。お待ちしております。』

『出たー!店員スマイル!』



夕方になり少し涼しくなってきた


玲との他愛ない話は終わらない



『そういえば理咲子さん?』

『…改まって…なに?笑』

『あなたもう24歳でしょ?そろそろ出会いの方に進展はないの?』

『出会い?はは…なにそれ。ないない。ていうか玲も同じ年でしょーが』

『私はいいのー!職場で俳優だのアイドルだの色男いーっぱい見てんだから。』

『なんじゃそりゃ…見てるだけかい。玲も私と同じ24歳独身に変わりなしでしょ』



相変わらず玲の適当さには呆れるよ…


それが玲の良さなのかもしれないけど…




『日頃から目の保養受けてるだけあって、私の心も体も常に潤ってるのよ?見よ!この美肌!私には特定の相手なんぞ要らんのだよ』


『……………はいはい』



玲の良さ…?


…やっぱり私には分からん‼︎‼︎