『店員さん、ここの服って何着くらいあるんです?』
『ぅわっ!…へっ?』
『『ははははは…』』
ちょいちょいちょい…っ
落ち着けっ私!!
そりゃ突然声を掛けられたらビックリもするさ
なぜか目の前にはRED.Mtのメンバーだし
変な声に分かりやすい対応ときたら…
そりゃ…囲うスタッフさん達にも笑われる…
『すみません…あまり慣れてないので…こういうの…///』
『とんでもない。こちらこそ突然すみません。こんな大勢で押しかけてしまって。』
カメラも回るなか、RED.Mtのメンバーと私のぎこちないやり取りは続く
『メンズですと当店では小物も含めると120種類ほど用意しております』
『へぇそうなんだ。人気なのって…』
『メンズだと…このあたりが人気ですね』
『あ、俺これ持ってる!これ一着持ってると便利ですよね』
『そうですね///』
着々と続くイケメンとのやりとり
ちゃんと対応できてる…?
ていうか…距離が近いわー…
香水の匂いも素敵すぎて
なんか…吸い込まれそう…笑
なんだかんだで案内を終えた私は再び商品の管理に戻り、ザワつきは半端ない店内は相変わらず賑やかなままだ
ふと店内を見渡した時…
……っ///
目があった
少し離れた場所でスタッフさんに囲まれながら服を物色している楓 瑞樹と…
目があった
しかも
微笑んでる?
え?私に?
けど、それは一瞬で終わり
見間違い…かもしれない
目があったのは……
間違いじゃない…よね…
私のこと…
覚えてくれてたり……
………するのかな…

