ヒミツ恋 〜奇跡と運命〜




『すみませーん、おかわり貰えますか?』

『はい!今伺います!』

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『お姉ちゃん!これ追加で!あ、あとビールね』

『おつまみセット追加とビールお一つですね。お待ちください』

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『お?お嬢ちゃん可愛いね〜ここで一緒に飲もうよー。ぎゃはははっ』

『申し訳ないです…お仕事中なので…』

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『すみませーん!ハイボール3つ!』

『はい!かしこまりました』

『あ、あと生1つ』

『ハイボール3つと生1つですね、ありがとうございます』

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『ありがとうございます』
『またお願いします』
『皆さまお気をつけて』


マスターと二人で深々と頭を下げる


なんだかんだで忙しくて、あっという間に時間は過ぎていき、賑やかに繰り広げられた二次会とやらの芸能人のパーティは無事終わりを迎えた


芸能人はみんなお酒に強いのか、注文が絶えなかったな…


もう…相手が芸能人だろうが誰だろうが関係なくなっちゃうくらいハードな時間を過ごし、時刻はもう午前3時になろうとしていた


そして順番に帰って行く方達をマスターと二人でお見送り中…



『マスター今日は本当にありがとうございます。こんな時間になっちゃったけど大変大変お世話になりました。また今度休みの日に飲みに来ますから!』

『お礼なんかいいよ。うちはいつでもウェルカムだから、またおいで』

『マスター…泣』


玲はマスターの手を両手でガッチリ掴んで目はウルウル…


なんの光景…笑


『理咲子ありがとね!助かったよー。また連絡するから』

『うん、分かった。気にしなくていいから玲も早く帰って休みなよ』

『ありがと。じゃあ帰るね』


スタッフさんや芸能人らが帰っていき、玲も最後に店を後にした



『お疲れ。かなり疲れただろ、帰りは送るから支度しろ』

『え、いいですよ、近いんで大丈夫です』

『アホ言え、何時だと思ってんだ。雨もまだ降ってるし、送るつったら送る』

『あ、…じゃあお願いします』

『おう。車出してくるわ』


そう言ってマスターは裏から外に出ていった



一人になった私はカウンターの椅子に腰掛けた