これが、私の家族です!

「兄貴の好きなもの...」
雷は、首をかしげる。
いままで、
恭が何かを欲しがると言うのを、
あまりみたことがない。
何がほしいか聞いても、
なんにも答えてくれない。
だから毎年、とても悩むのだ。
結果、いつもケーキを買ってくる。
雷は、恭の部屋にいった。