「ま、大丈夫ならいいな。 なにかあったら、いえよ。 俺はお前の兄貴なんだからな」 そういって雷おにぃちゃんは、 私の頭を撫でる。 はじめは怖かったが、 あれは緊張から来たのだと、 お義父さんから教えてもらった。