「うん、クリスマスには、 家に帰れるよ。 あと少し、様子を見ようね」 八代先生が、そうかいた紙を 見せてくれた。 私は、うれしかった。 クリスマスは、家で過ごせる。 そしたら、母や弟が来る。 それに、今日の午後には、 耳が聞こえるようになる。