「聖歌さん、
手術を受ける気になってくれて、
とってもうれしいよ。
それに、とても元気になったね。
おにぃちゃんたちのおかげかな?」
おにぃちゃんたちは、
どこか恥ずかしそうに顔を隠す。
「あの、僕らはこれから、
どうしたらいいんですか?」
恭おにぃちゃんがきくと、
八代先生は、検診ようの器具をだした。
「まずは、健康状態をみよう」