これが、私の家族です!

「まって、行くなら先に私が行くわ。
女子同士のほうが、話しやすいわ」
心がいうと、雷は大人しく
ソファーに座る。
「李生ちゃん、一緒にきて?」
はじめ、李生はどうしようか迷ったが、
聖歌に会うことにした。
友達として、一番近くにいたものとして、
聖歌を支えたいと思ったのだ。