これが、私の家族です!

「雷、聖歌ちゃんは!」
雷、心、海音が、
あわてて部屋に入ってくる。
雷はただ、聖歌の部屋を指差す。
どうしても、自分の戸惑いは隠せない。
「どうかしたのか?」
海音が雷の異変に気づき、
雷の背中を叩く。
雷は無言で、あの手紙を海音にみせる。
「...!」