これが、私の家族です!

「あれ、なに?」
「どれだ?」
心も恭おにぃちゃんも、
めずらしくはしゃいでいる。
海音がいっていたが、
二人はこういうのが大好きなのだ。
一つ、新しいことが知れた。
二人は、金魚すくいやらヨーヨーなど、
子供のように遊んでいた。
「ああ、あれな」
海音が、私の手を引っ張っていく。