これが、私の家族です!

私は、恐る恐る封を開けてみる。
(どうしよう...)
私はうつむいた。
こうなることは、わかっていた。
だけど...
「聖歌ちゃん?」
声がして顔をあげると、
いつのまにか、心がいた。
「どうかしたの?」
心配そうに私の顔をのぞきこむ。
私は気ガがつかれないように
わざと笑顔をみせる。