恭おにぃちゃんが部屋から出ていくと、
私はもう一度手紙を見る。
「阪本八代...」
私は、声に出して確認した。
間違いない、病院からだ。
あの日、お世話になった...
私は、手術のことを隠したいから、
私に手紙を送るときは、
病院名を出さないでと頼んでいた。
阪本八代は、先生の名前だ。
背中に悪寒がはしる。
私はもう一度手紙を見る。
「阪本八代...」
私は、声に出して確認した。
間違いない、病院からだ。
あの日、お世話になった...
私は、手術のことを隠したいから、
私に手紙を送るときは、
病院名を出さないでと頼んでいた。
阪本八代は、先生の名前だ。
背中に悪寒がはしる。



