「!」
私の真上には、
大きな大きな、
七色に輝く宝石の橋がかかっていた。
私はそれをしばらく見つめ、
パシャリと写真を撮る。
「あんな大きなやつ、
大雨でも降んなきゃできないな」
そういって、寝癖だらけの
雷おにぃちゃんが庭に出てきた。
「そうだね」
それから、恭おにぃちゃんも...