これが、私の家族です!

私は、慌てて二人と距離をとった。
まだ、人と会うことは怖い。
だけど二人は、
あまり私に近づかずに、
離れたところに座った。
「二人は、僕の幼なじみだよ」
「私は、心です」
「俺は海音。よろしくな」
二人の声には、なんだか安心感があった。
『聖歌です』
二人に紙を見せる。