これが、私の家族です!

『あのこは、壊れてしまったの』
お昼休みになり、
恭は屋上で、お義母さんに電話した。
聖歌のことを教えてほしい、と...
お義母さんは僕に、
今までのことあの事件のことを
教えてくれた。
「僕らにできることはありますか?」
しばらくの間、返事は来なかった。
『あのこが頑張らなければ、なんとも。
だけど、心の広い人や
優しい人とふれあえば、
少しは大丈夫かもしれない』
「...有難うございます」
電話を切ったあと、
恭はしばらく、携帯を握りしめていた。