この空間でなぜか、
私は存在していないようなきがした。
ああ、ダメダメ。
こんなこと思っちゃ。
「大丈夫?」
うつむいたままの私に、
恭おにぃちゃんが心配そうにいう。
私は、ニコッと笑った。
恭おにぃちゃんも、ニコッと笑った。
私は、椅子のしたから、
プレゼントを取り出し、
恭おにぃちゃんにわたした。