「・・さん。長崎さんっ」


『あ、はい?』


「長崎さんみたいな秀才も
 プリンスのこと、かっこいいと思う?」


『えと・・
 私はべつに、あんまり・・』


ファーストキスのことを思いだし
私は急に真っ赤になった。


「え?長崎さん、顔真っ赤!」

『あ、それはその・・』