『いやー。
 それはどうでしょうか。
 その・・
 ただでさえ目立つ瑛士君が
 私を迎えにクラスに来たりしたら
 私のクラスはすごい騒ぎに・・』


「何ゴチャゴチャ言ってんだよ。
 じゃ、決まりってことで。
 明日なっ」

『ちょ、まっ・・』


瑛士君は、あっという間に
迎えに来ていた黒塗りのハイヤーに
乗り込んでいた。