部屋に入りベットにダイブ。




「っはあ〜疲れた」






今日の帰り際のなんだったんだろ……





聞きに行こうか迷う…





「へっくし」


ブルブルッ




さんむ!



お風呂入ってそんな時間経ってないのにな…





風邪引いちゃったかな?






それにしても身震いがおさまらない、



よし。布団にくるまろう。







ん?なんかある……





布団の中に入ろうと引っ張ってもびくともしない。




いつもあんなふわふわなのにまるで誰がが寝てるみたいに…





寝てる……?
えまって……






恐る恐る布団の端を開けると




「!!!!!」






気持ちやすそうに寝ている琥牙くんがいた。






私は声が出るのを慌てて手で抑えた。





なんで琥牙くんが私の部屋に?!



しかもベッド?!






布団を開けたまま固まった。







ーグイッ




「ひゃっ!!!」




中から腕を引っ張られ、琥牙くんの胸板が目の前に映る。






え、ええっと、ちょっと……





これは……




顔が真っ赤になって、ドキドキが止まらない。





ていうか、いまお風呂いってるんじゃなかったの?!