屋根の下で

「ほらよ」

「!!!」





なんで?!




私が飲みたかったフラぺを片手に戻ってきた。




「これが飲みたかったんだろ?」

「なんでわかったの?」

「さあな」






え…私の心読まれてる?!






て、そんなわけないか

エスパーじゃないんだし(笑)




「あ、お金返すね!」

「いい」

「え?」

「いらねえ」

「あ、ありがとう…」




ふふっ。






ん〜!




このフラぺ美味しいっ!!!
イチゴいっぱいだ!





それより…奢らせてしまった…


申し訳ない、

何かで返さなくては。






琥牙くんて本当は優しい人なんだ…





心臓がまたドキッとした。





「よしそろそろ行くぞ」

「うん!」






私は飲み干したカップを捨て
琥牙くんの後を追った。