【完】イジワルな彼の甘い溺愛




「何固まってんの?」


「だ、だって……今先輩が……」



まさか、なめるなんて思ってなくて…
ドクンドクンとさっきから鼓動が激しく騒いでいる。


そんなこと付き合っていない人にする!?
可愛い子に告白されてもOKしないくせに…!



「へえ。照れてるんだ」


「べ、別に照れてなんかないです…!」



こんなところで先輩にからかわれてたまるか!と思うけど、


先輩はもうすでに私の心を見抜いていて、照れていると分かりきっているからそんなふうに余裕の笑みを浮かべているんだろうなぁ。


恥ずかしいからあんまり見つめないでほしい。
ただでさえ、先輩は顔が整っていてドキドキするのに。



「嘘つく子にはお仕置きしちゃうけどいいの?」


「えぇっ!?またお仕置きですか!?
先輩のイジワル!!鬼!!」



先輩ってば、お仕置き好きすぎでしょ。


しかも、保健室でふたりきりって状況も元はと言えば先輩が早く帰らしてくれないからこの状態になってしまったわけで……。